ついにサウンドシステムが決まりました。
手に入れてから、10年以上温め抜いたスピーカー、TANNOY【CHEVIOT】をどんなアンプで鳴らしたら良いか模索していました。
このスピーカーの同軸上に大小ユニットが並ぶ構造は当時革新的であったものの、既に40年以上前の個体な訳です。ネットワーク(スピーカーの内部の装置)も古くなり機能が弱ってきてますし、スイッチやツマミにもガリが生じてきています。ただそのようなマイナス面があっても、なお使いたくなるのは貴重なアルニコマグネットを使用したスピーカーだからなんですね。
その高価さもあって最近ではなかなか見られないアルニコマグネットスピーカーは澄んだ音と再現性の高さが特徴と言われ、最近のフェライト磁石のスピーカーに対する音質の優位性が科学的に検証されています(結局は好き嫌いなので言い切ることはできませんけどね)。
以前、真空管アンプや、ONKYOのミドルクラスのアンプで鳴らした際には、スピーカーの音のボヤけが気になりました。鳴りきっていないような感覚と言うんでしょうか?
スピーカーの大きさや性格的に、十分に駆動させるには、相応のパワーと瞬発力を備えたアンプが必要不可欠なんだと思いました(ただパワーがあって音が大きいだけのアンプということではないですよ)。
そこで色々なアンプをオーディオ屋や家電量販店の専門コーナーで試していた時に出会ったのが【marantz MODEL40n】でした。
デジタルソース対応の最近のモデルですが、このクラスでは異例のハイパワーである、68Aもの瞬時供給電流を発生させる特殊なコンデンサー回路をもって、大口径スピーカーを、音の輪郭鋭くはっきりと鳴らし切ります。またデジタルとアナログソースが混在する環境で、その架け橋となる役割の重要性をいち早く見出し、ノイズを軽減する事を他のメーカーに先んじて注力した成果が出た機体との事。オールドスピーカーの泣きどころのノイズが、プレイヤー側の方で低減されているような錯覚を覚えます。デモスピーカーを繋いでもらった時に、ひと聴きではっきりと良さが分かりました。
これを買おう!
そこから色々と準備や調達に時間を要しましたが、ようやく今日、満福不動産の事務所にMODEL40nアンプと、同じシリーズのCDプレーヤーの設置が完了しました。
CHEVIOTと繋いで、鳴らした感想は、すごいの一言です。
本当にそこで楽器が鳴っているみたい。圧倒的な臨場感です。
CHEVIOTの特性とアンプの特性がバッチリはまりましたね。これは大正解だったんじゃないでしょうか。
閉店後の残業時間がめちゃめちゃ楽しい事になりそう🙂
もしも聞いてみたい方がいらっしゃったら、満福不動産まで遊びにきてくださいねー
今ならはっきりと断言しよう!
高崎一、良い音が流れている不動産屋であると(笑)
コーヒーでも飲みながらJAZZでもね。
追伸
開店の時にとりあえず音が出ればとハードオフで上下で10,000円弱で買ってきた中古のDENONとPANAのオーディオセットも、今まで良い仕事してくれました。ありがとねー